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胡蝶の庭はバタフライガーデンを中心とした蝶の情報サイトです。

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ようこそ胡蝶の庭へ

ご訪問ありがとうございます。我が家の庭と各地のフィールドの蝶たちを紹介しています。
2018年6月現在、普通種ながら庭だけで35種を撮影、記録できました。「庭の蝶たち」に全35種の画像を科ごとに紹介しています。できるだけたくさんの蝶たちを呼び込めるよう「バタフライガーデン」プランも進行中ですが庭の蝶もなかなか種類が増えません。
最近ではもっぱらフィールドに出る機会が多く2019年9月現在、121種をなんとか撮影できました。各地のフィールドに足をはこびながら、少しずつサイトを充実させたいと思っています。

2019年10月4日 庭にヒカゲ、長崎県五島市で2種を初撮影

9月25日7年ぶりにヒカゲチョウ登場!
玄関脇のガラス戸で黒っぽい蝶が羽ばたいておりましたがやがて前のウバメガシに静止してくれたのでiPhoneで証拠写真を撮り、100mmマクロを持ち出し近接撮影。

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羽化直かピカピカのヒカゲチョウ♂個体がここに長時間静止しておりました


9月11日から所用で五島市に数日間滞在することになり、少し時間が取れたのでついでに島内の蝶を観察。

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全山芝生で緑があざやかな島の象徴でもある鬼岳の山容

短時間の探蝶でしたが次の28種を目撃観察できました。
ジャコウアゲハ、アゲハ、キアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ
キタキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ウスキシロチョウ♀(迷蝶)
ベニシジミ、ヤマトシジミ、シルビアシジミ、ツバメシジミ、ルリウラナミシジミ(迷蝶)、クロマダラソテツミシジミ(迷蝶)、ウラギンシジミ
ツマグロヒョウモン、コミスジ、イシガケチョウ、ルリタテハ、ヒメアカタテハ
ジャノメチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ウラナミジャノメ
キマダラセセリ、チャバネセセリ、クロセセリ
そのうち、ナガサキアゲハ、ヤマトシジミ、シルビアシジミ、ツバメシジミ、ルリウラナミシジミ、クロマダラソテツミシジミ、ヒメアカタテハ、ヒメウラナミジャノメ、ウラナミジャノメ、チャバネセセリ、クロセセリの11種を撮影しました。

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早朝散歩で日の出とともに飛び出したクロセセリを初撮影、その後数カ所のミョウガ近くで観察できた

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山道で出会ったルリウラナミシジミ(迷蝶)初撮影、一時発生しているのか?他2カ所でも数頭が飛び交うのを観察

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たびたび目にしたクロマダラソテツミシジミ

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市街地の公園や空き地ではシルビアシジミを見かけた

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島内に多いウラナミジャノメ、全国的に減少している蝶だがこのポイントには多数が飛び交っていた

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シバハギの群落もあったがタイワンツバメシジミには一度も出会えなかったのが心残り


●庭の蝶たち/ジャノメチョウ亜科にヒカゲチョウを追加しました。
●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にルリウラナミシジミを新規追加、ヤマトシジミ、シルビアシジミ、ツバメシジミ、クロマダラソテツミシジミを追加、セセリチョウ科にクロセセリを新規追加、アゲハチョウ科にナガサキアゲハを追加、タテハチョウ科にヒメアカタテハを追加、ジャノメチョウ亜科にヒメウラナミジャノメ、ウラナミジャノメを追加更新しました。


2019年8月24日 2019年は4種を追加

1年ぶりの更新です。小さな画像になりますが、Instagram(toto8690)ではタイムリーにPOSTしているのですがさぼっておりました。今期は遠征も少なくあまり成果があがっていませんが新規に追加できた種を中心にアップしてみましょう。

まずは7月7日、岡山県のハヤシミドリシジミから。

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ハヤシミドリシジミは初撮影 上♂ 中下♀

7月13日は1年ぶりの長野遠征

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コヒョウモンモドキも初撮影 上下♂ 中♀

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コヒョウモン初撮影 ヒョウモンチョウと混棲するので紛らわしいがこの産地の本種は前翅中央外寄りの黒斑が長楕円で大きい、翅型の丸みが強い、後翅裏面の外側が赤味を帯びる等で識別しています。上は大きく欠けた♂ 下♀

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ヒョウモンチョウ(コウゲンヒョウモン)前種と比較して黒斑は個体差はあるが円形に近く小さい傾向、前翅外縁が直線的、後翅裏面の外側が紫味を帯びる等で識別 上♂ 下♀

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ギンボシヒョウモン♂初撮影

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オオミスジも姿を見せた

7月28日 今年も懲りずにキリシマを訪ねて三重県へ遠征。

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上3年目にしてようやく♀の裏面を至近から撮れた 下♂の開翅は今年も惨敗

●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にハヤシミドリシジミを新規追加、キリシマミドリシジミ、ヒメシジミ、スギタニルリシジミ、コツバメを追加、シロチョウ科にツマグロキチョウを追加、タテハチョウ科にコヒョウモンモドキ、コヒョウモン、ギンボシヒョウモンを新規追加、ヒョウモンチョウ、オオミスジを追加、ジャノメチョウ亜科にヤマキマダラヒカゲを追加更新しました。


2018年8月12日 ゴマシジミに逢いに岡山方面へ

猛暑の中昨年につづき2度目のゴマ探索でしたが、今年も姿は何度か見るものの撮影のチャンスは一度だけとキビシイ結果だった。気温が上がるにつれ活動しなくなり、暑さには勝てず午前中で退散となった。

早朝は手始めにツマグロキチョウのポイントを確認し、今年も元気な姿を見ることができた。

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今年もまずまずの数が確認できたツマグロキチョウ夏型 上♀、下♂

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路面ではルリシジミ数十頭が吸水にきていた。

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ボロボロのクロシジミ♀が生き残っていた

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暑さの中、木陰で見かけたキチョウのペア

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なんとか撮影できる距離にいたゴマシジミ2頭、ワレモコウがらみなのが救い

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右の1頭をトリミング

早朝、ブヨの猛襲に閉口したが今回もワンチャンスだけの撮影となったが出会えただけでもラッキーであったし、楽しい半日が過ごせた。


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にゴマシジミ、クロシジミ、ルリシジミ、シロチョウ科にツマグロキチョウ、キチョウを追加更新しました。


2018年7月23日 三重・長野遠征

7月21日は昨年につづき難攻不落のキリシマにチャレンジするがまたもやリベンジならず!みごとに敗退した。
昨年と同じポイントに陣取りチャンスを待つが、数回姿は見せたものの一瞬で通り過ぎファインダーに捉えることはとてもできなかった。途中一度だけアカガシから飛び出し葉陰に止まってくれたが全身を写すことはできず、同行者にネットインしてもらい翅表を撮影するはめに…来シーズンにかけるしかないのかあ〜。

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ほんの証拠写真となってしまったキリシマミドリシジミ♂

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ネットの中の♂スレてはいるがさすが独特の輝き


7月15、16日は長野遠征
一昨年よりひと月早く木曽路の高原を目指した。前回不調だった未撮影のタテハ類が今回中心の狙いだがはたして…
まず出迎えてくれたのはヒメシジミでいずれのポイントでも数は多かったのでスレの少ない個体を選んで撮影しながら本命を捜す。

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ブルーの発色がきれいな♂とオレンジが鮮やかな♀のヒメシジミ

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本命の一つヒョウモンチョウはスレが多かったが出会え初撮影。上が♀で下が♂。
コヒョウモンやコヒョウモンモドキもいたようだが撮影叶わず。

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狙いのクジャクチョウは数頭が出て、スレ個体が多いながら初対面が叶った。

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たびたび出現したエルタテハは間近で撮影できた。

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数多く見られたシータテハは車によく絡んでいた。

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吸蜜シーンが何度も見られたスジボソヤマキチョウ

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初撮影のキバネセセリは特に多く黒っぽいものや衣服などにもよく集まっていた。

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ゼフはエゾミドリシジミのみ

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最後に登場したウラジャノメも初撮影だったがボロいこの1頭だけに終わった。

たくさんの種に出会えた今回の長野遠征は私なりに大いに満足できる成果となった。

●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にエゾミドリシジミを新規追加、ヒメシジミを追加、タテハチョウ科にヒョウモンチョウ、クジャクチョウを新規追加、シータテハ、エルタテハを追加、シロチョウ科にスジボソヤマキチョウを追加、ジャノメチョウ亜科にウラジャノメ、セセリチョウ科にキバネセセリを新規追加更新しました。


2018年6月30日 ゼフ探索

曇り空ではあるが京都方面を目指して早朝に出発。
アイノポイント目指して林道を歩く。道中、まずはジョウザンがテリ張りしているが撮影もそこそこに先を急ぎ8時頃にポイント到着するが本命のアイノは樹冠でテリ張り、時折卍飛翔も見せるが全く降りてきてくれず1時間程で撮影を断念してエゾミドリのポイントへと向かうことに。しかし、エゾには時間が早すぎるのか姿を見せない。ジョウザンも活動のピークは過ぎているが少しだけ撮影のチャンスがあった。
この日の収穫は未撮影のウスイロオナガに出会えたことであった。

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途中、ジョウザンミドリシジミがテリ張りしていた

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樹冠の高い位置でテリを張るアイノミドリシジミ、シルエットを撮るのが精一杯

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帰りの道中でも姿を見せたジョウザンミドリシジミ

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ウスイロオナガシジミを撮影できたのはラッキーだった


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にウスイロオナガシジミを新規追加、アイノミドリシジミ、ジョウザンミドリシジミを追加更新しました。


2018年6月26日 庭の35種目はアサマイチモンジ、幼虫も見つかる!

6月24日、先週に続き雨上がりの庭にピッカピカの新顔アサマさんが登場。同時に庭のスイカズラで幼虫も見つかり、たぶんここで発生したのだろうと推測する。
朝10:30頃にスイカズラのまわりを何やら飛んでおり、ホシミスジかな?と思ったがやや力強い感じなので止まったところで一応確認するとアサマイチモンジと判明。どこかへ消えてはスイカズラの周りに戻るを繰り返す。
もしやと思いスイカズラ見ると食痕と糞があり、すぐに終齢幼虫1頭が見つかりマクロレンズと脚立を用意して撮影にかかることに。幼虫はさらに2齢と5齢の計3頭が見つかった。数年前にこの蝶の来訪を期待して植えたスイカズラがやっと日の目を見た瞬間であった。

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ブッドレアで全開翅する羽化直のようなアサマイチモンジ、目前にはスイカズラが見える(左側のボケたツル)

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最初に見つかった食餌中の終齢幼虫、無事に羽化に至ればよいのだが…

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脚立を用意して撮影開始、中間から上部にかけて幼虫が見つかった


●庭の蝶たち/タテハチョウ科にアサマイチモンジを新規追加更新しました。


2018年6月21日 今年の初遠征は滋賀県湖北のゼフ探索

6月17日、いつものメンバーでゼフを狙って小遠征。まずは京都方面へ向かったが全く出会えず、滋賀県へ転戦し4種に巡り会えた。ウラジロミドリとウラナミアカシジミは初撮影、他ではオオミドリ、ミズイロオナガも姿を見せた。
ウラジロミドリの開翅シーンが撮れなかったのは残念だったがまずまずの成果で満足の一日であった。

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今回本命の、ウラジロミドリシジミ♀(上)はまずまずの鮮度だったが♂(下)はスレ個体が多かった

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ウラナミアカシジミは盛期は過ぎているようだったが中にはこんな個体も見かけた

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ミズイロオナガシジミ

本日6月21日、先週に続いてわが家の庭にヒメジャノメが姿を見せた。近くに発生地でもあるのだろうか?

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半開翅するヒメジャノメ♀

●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にウラジロミドリシジミ、ウラナミアカシジミを新規追加、オオミドリシジミ、ミズイロオナガシジミを追加更新しました。
●庭の蝶たち/ジャノメチョウ亜科にヒメジャノメを追加更新しました。


2018年6月14日 庭の34種目はヒメジャノメ

今年はフィールドに出ることができず、何も撮影できていなく更新もできていなかったが、今日は数十年ぶりに庭では懐かしいヒメジャノメに出会い34種目が撮影できた。
昔は庭で普通に見かけたものだが近年では全く姿を見ることができていなかった。

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●庭の蝶たち/ジャノメチョウ亜科にヒメジャノメを新規追加更新しました。


2017年11月8日 南国の小灰蝶2種に逢いに南紀へ

11月3日、サツマメインで南紀串本方面を目指し、早朝から蝶友4名で出撃。奈良のU氏も現地で合流の予定。
今回はありがたいことに、事前にU氏の情報を元にF氏に確認していただいているので出会いの確率100%!
最初のポイントに到着すると早速サツマの姿がちらほらと。さらに探索を進めるとセンダングサやツワブキの花にヤクルリまじりで大量に集まっており、撮影開始となった。
3カ所のポイントを巡ったがいずれの地にもサツマ・ヤクルリが確認できた。

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ツワブキで吸蜜中のサツマシジミ♂ スレが多かったがなるべく新鮮な個体を選んで撮影

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なかなか開翅してくれないが粘ってなんとか翅表も撮ることができた

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サツマシジミ♀裏面を逆光で

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少し破損しているがサツマシジミ♀

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ヤクシマルリシジミ♂は撮影できていなかったが翅表裏を撮影できた

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ヤクシマルリシジミ♀の裏表

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蛾の美麗種サツマニシキも多かった


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にサツマシジミ、ヤクシマルリシジミを追加更新しました。


2017年10月13日 和歌山のクロツバメ

10月8日、昨年10月に訪ねた和歌山のクロツポイントへ今年も2度目のトライ!前週はみごとに玉砕しているが、はたして今回は3度目の正直なるか?
まずは前回探索から少し離れたツメレンゲのポイントに駐車、先客の採集の方がおられ、状況をお尋ねすると1頭を採集できたのこと。期待できそうなので付近を探索開始すると最初の出会いはスレたヤクルリ♀、あまり広くないエリアを徘徊しているとやがて本命のクロツに巡り会うことができた。
途中、数カ所のポイントを回ったが発見できず最初のポイントに戻り数頭に出会うことができ、2頭を初撮影でき、蝶友2名は数頭をキャッチできた1日であった。

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下草に止まるスレたヤクシマルリシジミ♀ 高所のウバメガシの樹上を飛翔する♂の姿も見えたが撮影のチャンスはなかった。

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崖地直下の下草に姿を見せたクロツバメシジミ 背面は高い岩場でまばらに食草ツメレンゲが生育している

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上の個体のアップ

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地面に降りた黒斑の発達が大きく強いクロツバメシジミ

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崖地の周りに咲くウチワサボテンが南国の風情を漂わせていた


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にクロツバメシジミを新規追加、ヤクシマルリシジミを追加更新しました。


2017年8月15日 ゴマシジミを求めて遠征

前週は滋賀県東部にキリシマミドリシジミを訪ねて惨敗!遥か彼方をキラメクお姿はなんとか見られたのが救いであり、来期の課題となりました。ポイントには十数名の採・撮者が待機しておられましたが、確認したところではどなたも成果はなかったようです。

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キリシマミドリの棲息するアカガシの森         ポイントで見かけたボロボロのクロシジミ


8月12日、13日
気を取り直して、岡山、鳥取のゴマシジミに会うべく2日間、確かな情報もなく高原をさまよいましたが天候も今一でやはり予想どおりにキビシイ結果でありました。撮影はワンチャンスのみで途中、数名の採集者に出会いましたが数が少ないとのことでした。

12日、蒜山高原と桝水高原で蝶たちと遊びながら

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アオバセセリが多かった。新鮮な♀

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ヒメキマダラヒカゲが時折姿を見せた

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初撮影ミヤマチャバネセセリ

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眼前の草原を目ざす同行の蝶友

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コチャバネセセリとイチモンジセセリ

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ひっそりと咲くマツムシソウは少なくまばら 草原のアクセントはキキョウ ゴマシジミの食草ワレモコウ

13日、蒜山高原で乱舞するツマグロキチョウを堪能

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群生するカワラケツメイ

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次々と飛び出すツマグロキチョウ

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本命のゴマシジミ♂は最後に出会えたがこのワンチャンスのみ

2日間のゴマシジミ成果は撮影1頭、蝶友の採集4頭に終わったが楽しい遠征であった。


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にゴマシジミ、セセリチョウ科にミヤマチャバネセセリを新規追加、ジャノメチョウ亜科にヒメキマダラヒカゲ、セセリチョウ科にアオバセセリ、シロチョウ科にツマグロキチョウを追加更新しました。


2017年7月20日 クロヒカゲモドキ・オオヒカゲ初撮影

7月17日、いつものメンバーで奈良へ。クロモドキ、オオヒカゲと初対面を果たすのが今回のミッション。オオヒカゲは何度か目撃しているのだが未撮影の難敵であり、クロモは姿さえ見ていない。6:30頃ポイントへ到着し、幸運にもすぐにクロモに遭遇!ラッキーデーの予感?その後も数頭を撮影できた。
今シーズンのクロシジミの状況もチェックしておきたいのでポイント移動。すぐに、羽化直の♀を発見したのを皮切りに約20分の観察で10頭程を目撃でき、撮影もできたので第2クロモポイントへ移動する。
こちらではクロモのほか、午後にはワンチャンスながらオオヒカゲも撮影することができた。拙にとっては難易度の高い被写体であったがなんとか記録できて満足の一日であった。

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朝一で出会ったクロヒカゲモドキ♂

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手前の葉が邪魔だが前ボケで撮ってみた林辺下草に潜む午後からの♀

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今年も健在だったクロシジミ♀

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羽化直後でまだ翅が伸びきっていない

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灌木の奥に静止するオオヒカゲ♀

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飛翔するスジグロシロチョウ♀


●フィールドの蝶たち/ジャノメチョウ亜科にクロヒカゲモドキ、オオヒカゲを新規追加、シジミチョウ科にクロシジミを追加更新しました。


2017年7月16日 オオムラサキ・ミヤマカラスアゲハの飼育

預かっていたオオムラサキの蛹とミヤマカラスアゲハの卵から飼育の全貌を紹介しています。詳しくはコラムをご覧ください。

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オオムラサキの羽化

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ミヤマカラスアゲハの羽化シーン

●コラムにオオムラサキの飼育(羽化)/ミヤマカラスアゲハの飼育を追加しました。


2017年7月10日 撮影101種目はヒサマツミドリシジミ

7月8日、先週に続いて未撮影のゼフを追加すべく同じポイントへ3名で。対象候補にはウラキン、ウラミスジ、ウスイロオナガ、ジョウザン、エゾ、ヒサマツをリストアップして地図にメモする。この中から1種でも撮影できればうれしいのだが…
早朝のまぶしいくらいの日差しの中6時過ぎに一番難易度高そうなヒサマツが飛び出し、幸先の良いスタートである。

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アセビの葉に降りて開翅するヒサマツミドリシジミ、時刻は早朝6時7分。数十枚撮影できたがピーカンで日差しが強過ぎ翅表がきれいに撮れた絵はなかった。

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10時22分、翅表を少し覗かせて林道に降りていた♂

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スギの高枝でテリ張り14:50、活動時刻になると数カ所のポイントで開翅や卍飛翔が見られたがいずれも高い位置で撮影は至難を極めた。
この日はかなりの数を目撃したのでヒサマツの発生は多いように感じた。他では撮影はできていないがジョウザン、エゾも確認できた。前週にはウスイロオナガも蝶友が確認しているがウラキン、ウラミスジには一度も出会えなかった。


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にヒサマツミドリシジミを新規追加しました。


2017年7月5日 記念の撮影100種目はアイノミドリシジミ

7月2日、未撮影のゼフをもとめて京都北部へ。前週はウラジロ狙いで京都南東部でみごとに撃沈し、今回こそはと期待しての出撃となった。
早朝6時頃に現地に到着、あたりは幻想的な霧が立ちこめいるが、まずは尾根道を歩きながら探索開始。あと2種を追加撮影できれば区切りの100種となるので、Chrysoゼフで達成したいと密かに狙っておりますがはたして?

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尾根道は深い霧が立ちこめていた。

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霧の中、モミジイチゴの葉上に姿を見せたヒメキマダラセセリ。

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探索開始から30分後にはFavoniusではあるが待望のゼフ、オオミドリシジミ♀を見つけられ、99種目。

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3時間後に崖地でテリ張りしていたのか?飛び出して小石の上に止まったアイノミドリシジミ♂。開翅を待つが叶わず飛び去ってしまったのは残念だが狙いどおりにChrysoゼフで100種達成できたのは、いつも同行いただいている皆様のお陰と感謝。
上の画像クリックで大きめの画像(1050×700pix)にリンクします。

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発生時期を過ぎてスレているがメスアカミドリシジミも姿を見せた。上が♀、下の♂はボロボロでピントも合っていないがトリミングで。

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草地ではウラギンヒョウモンが大量に発生していた。


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にオオミドリシジミ、アイノミドリシジミを新規追加、メスアカミドリシジミ、タテハチョウ科にコムラサキ、ウラギンヒョウモンを追加更新しました。


2017年6月23日 ゼフ探索

6月10日、11日と未撮影のゼフを探して2日間遠征する。

6月10日
琵琶湖西岸の比良山系へ未撮影のウラクロを狙って出撃。あわよくば他のゼフにも出会えたらなどと密かに念じておりましたが…本命のウラクロは証拠写真レベルながらなんとか達成できたが、他ではミズイロ、アカくらいであった。

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最初の出会いはヒメキマダラセセリ、めぼしい蝶は出ないのでポイント移動。

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ミズイロオナガシジミが姿を見せた。

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少し遠目にアカシジミ、画像を拡大して見るとどうやらコナラに産卵中の様子。

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沢沿いのポイントを移動しながら探しますが、樹上遥かを飛翔するばかりで撮影チャンスはなかなか巡ってこない。
夕刻の活動時間になってようやく撮影範囲におりてくれ開翅したウラクロシジミ♂。少しトリミング。

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絶好のポジションに止まってくれた♂だが、残念ながらご覧のとおり両側の後翅を欠損しております。止まっているところを眼状紋あたりにバード・アタックを受けたのでしょう。肛角付近の眼状紋は眼、尾状突起は触覚に見せていると言われていますので、このこは、うまく鳥を欺くことで延命できたとも言えるでしょう。


6月11日
この日のターゲットはオオミドリ、猪名川方面へ。早朝、山頂ポイントに到着するも何も飛ばない。活動時間の9時を過ぎても強風と低温で寒くてどうにもならない状況。あきらめて転戦することに。
狙いをミドリシジミに切り替えて南下、通い慣れた宝塚のポイントを目ざす。

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夕刻には活発に活動しますがハンノキの樹上はるかで、なかなか降りてくれません。撮影チャンスはこの一度だけ、口吻伸ばしていますね。ミドリシジミ♂。

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ここではおなじみのヤマトスジグロシロチョウ。

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新鮮なトラフシジミ夏型も姿を見せていた。


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にウラクロシジミを新規追加、ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミ、トラフシジミ、シロチョウ科にスジグロシロチョウ、セセリチョウ科にヒメキマダラセセリを追加更新しました。


2017年6月5日 ウラゴマダラの開翅シーンを狙って

5月27日、28日、と昨年撮影できなかった開翅シーンを撮るべく昨年と同じポイントへ2日間出撃する。

5月27日
この日は早朝から息子とF氏の3名での探索だが全く飛びません。10時前にやっと姿を見せてくれたものの昨年より数が少ない様子で開翅は見れないかと観念するが、少ない出会いの中で幸運にも2回の開翅シーンが見られ1シーンは撮影することができた。

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まずはササの葉陰に静止したウラゴマダラシジミから。

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ヨウシュヤマゴボウの葉に止まって開翅するウラゴマダラシジミ♂。
これが精一杯、後は傾斜面の薮で回り込めない。

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開花した食樹イボタの前でウラゴを待っている間、多数のアオスジアゲハが吸蜜にやってきた。その中の2頭が空高く追飛をはじめたので戯れに青空をバックにシャッターをきってみたら1頭にピントが合っていた。


5月28日
この日はF氏は所用で参加できずY氏と3名での蝶行だが昨日よりさらに状況が悪くほとんど姿を見せてくれない。
夕刻近くになりやっと少しだけチャンスがあった。

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ノイバラで開翅し始めたウラゴマダラシジミ♂。 夕刻までねばり、なんとか撮影できるところへ止まってくれたのを少しトリミングした。

この後、もう1頭撮影して今回のウラゴ開翅シーン挑戦を終えた。同行の皆様のご協力でなんとか目標を達成できました。いつも撮影にご協力いただき感謝いたします。


●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にウラゴマダラシジミを追加、更新しました。


2017年5月26日 春の舞姫たちを追って〜Part2〜

5月14日、20日、21日とフィールドに出て、あいかわらず蝶仲間たちと5月の蝶を探してさまよっております。

5月14日
和泉山地南方面の初ポイントを探索、特に狙いはないのだが何が飛び出すか期待しつつ、満開のツツジやアケビの花を見ながら山頂を目指します。途中、黒系アゲハが翔ぶくらいでめぼしい蝶は出ません。山頂の農産物販売所を冷やかしながら小休止、おみやげにミカンとタケノコをゲットしてツツジのポイントまで戻ることに。

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展望広場で迎えてくれたのはサカハチチョウ春型、今年初撮影。

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オナガアゲハ。ツツジポイントにはオナガやクロ、カラスアゲハが多かった。

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コツバメも数頭が姿を見せた。どうやらツツジの花に産卵にやってくるようだ。


5月20日
2年ぶりに京都のウスバシロに会いに遠征です。時期外していますがあわよくば初見のスギタニが見れればと早朝からポイントを目指して4名で高速を走ります。
まずはウスバシロの前回ポイントで停車するとチラホラ翔んでおります。狙いは吸蜜シーンだが花が少ない!わずかに咲くハルジオンで粘りなんとか撮影。
次に、スギタニ、ミヤマカラス、アオバ狙いで北上し、トチノキのある沢へと入る。林道の湿地で吸水するスギタニに出会えたが予想どおりにかなりスレているが初見でもあるので数カット撮影し、アオバを探すが出ない見つからない。ミヤマはときどき翔んでくる。数は多くないないが吸水シーンに出会えたので撮影できた。
帰路は間もなく始まるゼフシーズンにそなえてポイントの下見をしながら帰途についた。

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ハルジオンで吸蜜するウスバシロチョウ。

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湿地で吸水する飛び古したスギタニルリシジミ。

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河原で吸水中のきれいなミヤマカラスアゲハ2頭。手前では彩りあざやかなハンミョウくんも見物?


5月21日
前日につづく遠征でこの日はクモガタ一本にしぼり奈良方面の草原へ。分布の広いヒョウモンだが永らく出会えていないので撮影できていなかった。事前に情報は得ていたものの果たして出会えるのか不安はあるが前日のメンバー4名でポイントへ直行。
現地へ着いて草地を歩くと、不安をよそに次々と飛び出してくるではありませんか!こんなにまとまった数でこの蝶を見るのはもちろん初めてで、色々なシーンをたっぷりと撮影させていただきました。他の3名もそれぞれ数頭ずつ採集され、あとは余裕で草原に遊ぶこの蝶を眺めておられました。
ウラギン、オオウラギンスジ、ミドリ、メスグロ等ヒョウモンを始め、セセリ類も多いこの草原がいつまでも変わらずあることを願いつつ帰途につきました。

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モチツツジにやってきたクモガタヒョウモン♂。

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交尾中のクモガタヒョウモン、上が♂で♀の翅は表裏とも暗色となる。この日♀は少なかった。


●フィールドの蝶たち/タテハチョウ科にクモガタヒョウモンを新規追加、サカハチチョウを追加、アゲハチョウ科にウスバシロチョウ、ミヤマカラスアゲハ、オナガアゲハを追加、シジミチョウ科にスギタニルリシジミを新規追加、コツバメ、トラフシジミを追加、更新しました。


2017年5月10日 春の舞姫たちを追って

4月23日、29日、30日、5月3日とGWを中心に仲間たちと春の蝶を追いかけてみた。

4月23日
この日は奈良方面の探索。特に狙いの蝶はないのですがまずは山頂付近で昨年確認しておいたカンアオイまわりでのギフ待ち、2頭だけ出会えたが撮影はできないもののここでの初見となった。
他では特にミヤマセセリが多く、コツバメやキアゲハ、スジグロなどの姿も時折見かけた。

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肩脈の形状からヤマトスジグロ?

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ミヤマセセリ♀。いたるところで翔び回っていた。

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コツバメやキアゲハも時折姿を見せた。

4月29日
兵庫のギンイチモンジ一本で神戸市の河川敷へ事前に蝶仲間のY氏があちこち探索して棲息を確認してくださっていたおかげで初めての出会いの確率は100%!感謝の気持ちでポイントへ!
早朝の河原で早速出会うことができて気分も軽やかYさんありがとうございます。低温の時刻なのでよく止っまてくれしかも開翅まで披露してくれるので焦ることなく撮影もらくちん。

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ギンイチモンジセセリ♂ この日見かけたのは♂ばかりのようでした。
♀を撮影できなかったのは残念だがたくさん出会えて満足の一日となった。

4月30日
黒系アゲハを目指して橿原市のツツジポイントへ
早朝からヒラドの花の前で待ち構える。やってくるのはミヤマカラスが多いがカラス、クロも時折姿を見せる。そこそこ訪花するがすぐに飛び去ったり、花に深く潜り込むので腕前のせいもあるが撮影の難易度は高く納得のショットはなかなか撮れない。

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ミヤマカラスアゲハ♂ いつものことながらヒラドツツジでの吸蜜シーンの撮影の難しさを痛感する。

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ジャコウアゲハ♂ 少ないながらも姿を見せた。

5月3日
この日も前回と同じポイントで黒系アゲハを待つが朝から気温が高いせいか数が少なく撮影のチャンスはほとんどなかった。

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コチャバネセセリがやってきた。

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クロアゲハが多かった。

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思わぬ南国の蝶シロオビアゲハの出現にビックリ!近くの昆虫館から脱走したに違いないがこのままどこかへ飛び去ってしまった。

●フィールドの蝶たち/セセリチョウ科にギンイチモンジセセリを新規追加、アゲハチョウ科にキアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、シジミチョウ科にコツバメ、シロチョウ科にスジグロシロチョウ、ジャノメチョウ亜科にクロコノマチョウの画像を追加しました。


2017年4月22日 

●フィールドの蝶たち/アゲハチョウ科にギフチョウ、シジミチョウ科にムラサキシジミ、コツバメ、ウラナミシジミ、タテハチョウ科にイシガケチョウ、ジャノメチョウ亜科にクロコノマチョウの画像を追加しました。


2017年4月19日 ギフチョウを求めて

シーズンの始まりはやはりギフチョウに会いたいもの。4月8日、16日と少し遠征してみました。

4月8日
初めての地でポイントもわかりませんが北陸のギフを求めて息子と二人で福井県まで足をのばした。しかしながら何処も曇天か雨模様でギフは飛びそうにありません。予報を見ながら淡い期待でまずは、あわら市を目指しましたが曇り空で予想どおり影さえ見えません。
仕方ないので南越前町まで南下するも雨が降っております。空を見上げながら、少し雲の薄い鯖江市へ車を走らせてみます。手軽な林道を探し車を止め、徒歩でピークを目指す。

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林道入口近くの美しいエメラルドグリーンの池面にはキンクロハジロが遊んでいて、不調の探索も少しは癒される。


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林道脇のシロバナイカリソウ、カタクリ、コブシの花を楽しみながらギフを探す。


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林道終点の開けたところで、この日わずか30分ほどの日差しで飛び出した。わかりにくいが画面中央の地表近くを飛翔するギフが小さく写っている。


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止まってくれないのでネットインしてもらい撮影した♂。このあと♀1頭が出たが撮影のチャンスはなかった。
予想はしていたものの天候に恵まれず残念な遠征となって帰途についた。

4月16日
三田のギフに会いに蝶仲間4人で小遠征。昨年は時期を外してスレ個体しか見れなかったので今回はそのリベンジ。この日は汗ばむ陽気で絶好のギフ日和?期待に胸が膨らみますが…。まずは山頂のポイントを目指します。

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山頂の灌木に止まる♂。

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地表に降りた♀。
山頂には次々と10頭ほど現れたがなかなか止まってくれないので撮影チャンスは少なかった。

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コツバメ♂。
下山して山麓のコバノミツバツツジでギフの吸蜜シーンを撮るべく待って、数頭を見かけたがすぐに飛び去り撮影のチャンスはなく、時々飛んでくるコツバメを撮影してこの日は撤収。

2016年10月24日 クロツバメに会いに和歌山へ

10月22日、未撮影クロツバメシジミを探しにいってきましたが残念ながら姿さえ見ることができませんでした。

当日はあいにくの小雨模様の中、はじめての地なのでまずは食草のひとつ「ツメレンゲ」を目安に岩場の辺りを徘徊し、運良く?食草はたくさん見つかりましたが雨のせいもあってか何も飛んでおりません。付近の叢をたたいてまわりますが飛び出すのはヤマトシジミくらいでしたが、やがて黄色の蝶がふらふらと舞いだし確認するとなんとツマグロキチョウではありませんか。
予期せぬ副産物の出現で少し元気が出てきて、あたりを丹念につついてまわり4頭ほどを見つけ撮影できました。
今回は本命のクロツバメには出会えず、収穫なしで撤収かとあきらめておりましたが、食草も見つかり次回の探索の参考となるし、思わぬツマグロとの出会いもあってまずまずの成果とするしかありません。

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上の画像は岩場の全景、少しわかりにくいがかなり高い位置にツメレンゲが群生していたが蝶影なし。下は着生の様子で花穂は伸びているが未開花の状況。低い位置のものを少し調べてみたが食痕、産卵は確認できないし、そもそも現在ここで発生しているかは不明。

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前後翅に破損があったツマグロキチョウ♀。



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雨中に飛び出した新鮮な秋型♂。

先週に引き続きツマグロキチョウに出会えた少し幸運な一日でした。


2016年10月16日 ツマグロキチョウ探索

10月16日、まだ撮影できていないツマグロキチョウを求めて大和川流域を4名で探索いたしました。

8:30頃から河川敷を探してみる。エリアではキチョウをはじめ数種の蝶が翔んでいるがツマグロは見当たらない。が、まもなく発見したとの声がかかり駆けつけると♂の姿が。さらに、♀も見つかり早速撮影にかかるが叢の中で陰が多く良いアングルがとれないので少し明るいところへ追い出し撮影。続いて、別♀が見つかりこちらもなんとか撮影。
食草「カワラケツメイ」も探してみたが見つからず発生源は謎だが、ここで出会った方のお話では採集後でも連日のように数頭と少ないながら出現しているとのこと。
結局、この日は早朝の1♂と2♀の3頭を確認して終わりとなりました。

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叢の中で暗いバックの画像となったが、別個体の♀2頭。

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無数に飛んでいたウラナミ(左)。またまた出会ってしまったクロマダラ、今年は当たり年かよく見かけるが後翅基部の黒斑は下2個が消失して上部2個だけのタイプ(右)。

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普段は無視する面々だがこの日は戯れにシャッターを切った。
他に目についたのはベニ、ヤマト、ウラギンシジミ、モンシロチョウ、チャバネ(多い)、イチモンジセセリ(この秋例年よりはるかに少ないと感じるのは私だけ?)、アカタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ、アゲハを加え18種程。


●フィールドの蝶たち/シロチョウ科にツマグロキチョウを新規追加更新しました。

2016年10月5日 シルビアシジミ初撮影

10月1日午後から未撮影のシルビアを訪ねて蝶仲間達と伊丹市へいってまいりました。

現地へ到着するとチラホラと翔んでおりますが、飛翔中はなかなかヤマトとの見分けがつかないので止まったところで確認すると少ないながらシルビアが混じります。少し慣れてくると飛び方の違いで判別できるようになって効率があがってきましたが♀の発生は少ないようです。
まずは、♂♀の表裏を撮るべく歩きまわりなんとか達成できた1日でした。

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シルビア♂(上)とヤマト♂(下)の裏面。同じエリアで混飛するので紛らわしい。シルビアの発生源はシロツメクサで産卵も目撃できた。

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こちらは数が少ない♀。

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なかなかの発色を見せる鮮度の良い♂だが特に右前翅外縁の異形が気になる個体。第3翅脈のあたりで内側に大きく切れ込んでいる。

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♀の開翅。

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ウラナミシジミも多く見かけた。撮影できなかったが時折クロマダラソテツシジミも姿を見せていた。

●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にシルビアシジミを新規追加更新しました。

2016年9月27日 クロマダラソテツシジミとレンズテスト

9月25日、26日にかけて8年ぶりにクロマダラがマイガーデンにやってきました。

まずは25日、2頭の♂がテリ張りしているのを見つけたので急いでカメラを持ち出しました。この日は100mmMACROで、13:21から17:18までのおよそ4時間もお付き合いいただきながら断続的に2頭を追ってみました。
庭にソテツはないので、どこで発生してやってくるのか気になり撮影後、心当たりの最寄りのソテツ植栽2カ所をチェックしてみましたが発生している様子はありません。

下の10画像は大きめの画像(1050×700pix)にリンクしています。画像をクリックしてご覧ください。

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最初にキクの葉上でテリ張りする後翅の破損した小振り(ヤマト位の大きさ)なこの♂を見つけました。近づくヤマトを盛んに追い立てます。100mm MACRO F5.6 1/200 ISO400

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キキョウの花に移動、飛立ってもおよそ3mの範囲に戻ってきます。100mm MACRO F5.6 1/200 ISO400

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ノーマルサイズの別の♂。後翅に破損がないので区別できる。100mm MACRO F5.6 1/200 ISO400


26日、この日は、EOS KissX7iのキットレンズ EF-S18-55mm F4-5.6 IS STMを初めて持ち出してのレンズテストを兼ねた撮影です。
2日つづけてのクロマダラのお出ましで、この日は1頭の♂だけですが12:00から2時間程のおつきあい。

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まずはワイド側で1枚。18mm F5.6 1/1000 ISO800

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キキョウに潜り込んだところをテレ端で。55mm F5.6 1/2000 ISO800

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テレ端の手前で解像感をチェックする。40mm F5.6 1/500 ISO800

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近くにいたヤマトのペア。40mm F5.6 1/500 ISO800

27日もレンズテストの続きを感度を下げて ISO400でテスト。

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ランタナに来たチャバネセセリ。44mm F5.6 1/500 ISO400

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中型の蝶ツマグロの♀も試してみる。44mm F5.6 1/320 ISO400

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1絞り絞ってみる。52mm F6.3 1/1250 ISO400

このレンズの使用感は私感ではあるがテレ端の開放付近では少し甘めの解像感がするので、50mm以下のズーム域で少し絞り込んで撮るのが良いのかもしれない。
安価なレンズなので期待はしていなかったがシーンによっては使うケースもあるかなーという標準ズームレンズでした。

●庭の蝶たち/シジミチョウ科にクロマダラソテツシジミを追加更新しました。

2016年9月22日 南紀方面探索

9月17日未撮影のヤクルリ、サツマ、クロツバメをターゲットに南紀田辺方面へ初の小遠征してきました。
結果はヤクルリ以外はみごとに外してしまい後日、再チャレンジするしかないでしょう。貧果の中から少しだけアップしてみましょう。

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途中立ち寄った天神崎の景観。釣り人が多かった。

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イソヒヨドリ君と目が合ってしまった。

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海岸近くの林内にはこんな子(クロマダラソテツシジミ)も今年は各地で発生のたよりが多いようで…

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やっと巡り会えたヤクルリ♀(上)、ルリ(下)と混棲してしているので紛らわしいこと…
♀ばかりでしたが数はノイバラ近くにそれなりにおりました。

●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にヤクシマルリシジミ、クロマダラソテツシジミを新規追加、アゲハチョウ科のカラスアゲハ♀を追加更新しました。

2016年8月22日 遠征木曽方面

お盆休み、3日間の計画で木曽の高原を徘徊いたしました。
木曽駒高原に宿を取り、12日と13日は開田高原。初めて地なのであてもなくさまよいますが、期待した草原ではジャノメチョウとモンキチョウのオンパレードであまり成果はあがりません。林道に車を走らせ、渓流沿いを探索することとなりましたが時期を外したのか鮮度の良くない個体が多かった。

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8月12日、開田高原からの御岳山は雲がかかり雄大な山容は望めなかった。

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林道で出会った上がメスアカミドリシジミ♀、下はスジボソヤマキチョウ(8月13日撮影)

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宿のロケーションは清流が流れる森の中でなかなかの環境

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宿付近にはクルミの樹が多くオナガシジミが発生していた(8月13日撮影)

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木曽駒高原より木曽駒ヶ岳を望む(8月14日撮影)

8月14日は木曽駒高原で草原のタテハ類を目指しましたが開田高原と同様、期待はずれでほとんど成果なしで木曽路を後にしました。

●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にムラサキツバメ、カラスシジミ、メスアカミドリシジミ、オナガシジミをセセリチョウ科にスジグロチャバネセセリをタテハチョウ科にシータテハ、エルタテハ、オオミスジをシロチョウ科にスジボソヤマキチョウの9種を新たに加え、更新しました。

2016年7月12日 続クロシジミ

クロシジミの続報です。7月10日、目標は♀♂開翅シーン。
今回は先週に続いて2度目なので前回ポイントで効率よく探索し、すぐに♀に出会うことができ、しかも半開翅も披露してくれました。ほどなく♂の開翅シーンも撮影でき目標達成です。


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画像は上が♀下が♂です。

●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にクロシジミ、ゴイシシジミをセセリチョウ科にホソバセセリを追加更新しました。

2016年7月9日 クロシジミ

7月2日、奈良県某所へ探索にまいりました。ターゲットは絶滅危惧I類に指定されているクロシジミほか。今回はお仲間のY氏、F氏の家族もご一緒に3家族での探索です。
ヒョウモン類が多かったですが本命にはなかなか出会えません。が、幸運にも現地でお会いした方がクロシジミをよくご存知でポイントを公開しないお約束で案内していただきました。習性などレクチャーいただきながら探索しましたがその場では見つからず、その後の探索でやっと1頭だけ見つけることができました。レクチャーの賜物ですね。

感謝の気持ちで撮影した羽化直後の♂です。



●フィールドの蝶たち/シジミチョウ科にクロシジミ、サツマシジミ2種を追加しました。

2016年7月7日 庭でレンズテスト

庭からフィールドへのシフトが増えてきて100mmマクロでは対応できないシーンが多くなってきた。
そこで、望遠レンズの導入を視野に最適レンズを探したところ、安価でまずまずの評価のEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMズームレンズを候補に検討してみた。このレンズはキットレンズとして発売されており、型落ちではあるがEOS Kiss X7i Wズームキットとしてリーズナブルな価格でカメラ本体と標準ズーム付きで入手できそうであった。

6月下旬にこのキットを5万円台で購入。安!
まだテストしていないが標準ズーム、EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM も飛翔シーンなどで使えそうである。
まずは6月21日から22日にかけて55-250mmをKiss X7i にセットしての庭でのレンズテストを開始した。

この時季、被写体に困ることはないがツマグロヒョウモンとクロアゲハそれに愛犬「小梅」をモデルとして、解像感、ボケ味、高感度をチェックしてみる。すべて手持ち、テレ端、250mmのセッティングでトリミングなし。

下の3画像は参考のために大きめの画像(1050×700pix)にリンクしていますので画像をクリックしてご覧ください。

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ウッドデッキに止まったツマグロ、ボケ味、解像感ともまずまずである。1/320 F6.3 ISO250

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次は小梅登場、12歳(フケたねー)で解像感をチェック。ピントは眼で絞り開放である。体毛もしっかり解像しているように思う。1/60 F5.6 ISO400 内蔵ストロボ発光

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最後に、露出調整の難易度が高い黒い被写体のクロアゲハが薄暗い木陰に出現して高感度チェックに最適なポジションに止まる。被写体が右に寄った画像を選び、バックのぼけ味もチェック。高感度特性はカメラセンサーや映像エンジン側の性能テストになると思うがISO1600では十分実用範囲でもう少し感度を上げても気にならないレベルと感じる。
1/400 F5.6 ISO1600

「私的使用感」ではあるが、レンズが軽く、最短撮影倍率0.29倍はマクロ撮影向きで、手振れ頻発の私にはIS付きでSTMモーターは何よりありがたい。軽量カメラ本体ともに私には十分合格!と感じた。フィールドでの使用頻度も増えそうに感じたテストでもあった。次の機会には標準ズームもテストしたい。

2016年6月29日 久々の更新

昨年夏に入院などもあって1年以上更新しておりませんでしたが、その間撮り溜めた画像の中から60枚程をアップしてみます。新掲載種は以下の通りになります。

●フィールドの蝶たち/アゲハチョウ科にウスバシロチョウ、ミヤマカラスアゲハ、ナガサキアゲハ
ジャノメチョウ亜科にクロコノマチョウ、ウラナミジャノメ
シジミチョウ科にウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ、ゴイシシジミ
セセリチョウ科にミヤマセセリの9種を追加しています。

2014年9月12日 縁活イベント『身近な昆虫に親しもう』を開催

7月27日と8月24日の2日間、10:00〜17:00まで、あべのハルカス近鉄7階の「縁活ブース」で『身近な昆虫に親しもう』と銘打って、にわかファミリースタッフ「team64」を6名で結成し、昆虫展示イベントを開催しました。

大阪近郊の身近な昆虫標本や蝶の生態写真の展示をはじめ、チョウやクワガタの標本づくりの体験や昆虫折り紙、塗り絵コーナーなどを企画した催しです。標本やクラフトなど展示アイテムのほとんどは息子の手づくりでしたので、私はブース設営や標本づくり体験コーナーのお手伝いです。展翅台に向かうのは数十年ぶりでしたが、なんとか2日間を乗り切ることができました。

市民アマチュアの開催するイベントに多数の来場者があるとは全く想像しておりませんでしたが、開場すると切れ目なく入場していただき、中には熱心に質問される方もあり、小さな虫たちに関心を持っていただけることに感謝の念がわいてきました。このささやかな機会にこどもたちを中心にいきもののいのちや多様性など考える小さな一助にでもなればとの思いです。

「縁活」スタッフレポーターや日本スポーツ吹矢協会「大阪あべの支部」の方にもご来場いただき、ブログでもご紹介くださり感謝いたします。

「縁活」Reporter Blog
日本スポーツ吹矢協会「大阪あべの支部」



ハルカス本館7階縁活ブース全景



チョウの展示コーナー


塗り絵、折り紙コーナーは年少者に人気



チョウ(上)クワガタ(下)標本作製体験コーナーは大人気
スタッフのアドバイスを受けながらこどもたちも熱心に取り組んでくれた。1日先着20名限定だったが予想以上の申込があり、時間一杯まで受け付けて2日間で60名以上の方々に体験していただいた。希望者には後日、標本を引き渡すことになっていましたが全員が受け取りを希望され、プラケース標本箱でお持ち帰りいただくことに。

2014年6月21日 

●フィールドの蝶たち/アゲハチョウ科にジャコウアゲハ、タテハチョウ科にミスジチョウ、テングチョウを追加しました。
●庭の蝶たち/タテハチョウ科にテングチョウ、ヒオドシチョウ、キタテハを追加しました。

2014年6月13日 33種目はテングチョウ

何度も目撃しながらなかなか撮影できなかったテングチョウですが、今年は当たり年なのか数が多く何度か撮影チャンスに恵まれた。
まずは5月18日、エノキの側の庭石で羽化直後と思われる♂を見つけ、エノキ裏面では抜け殻も確認した。さらに6月2日、6日、9日、12日と立て続けに吸水やサンゴジュ訪花シーンを撮影することができたのでその一部をアップします。

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上段:♂・中段左:蛹殻5月18日、中段右:♂6月6日、下段:♀6月9日撮影


「サンゴジュ パーティ part-2」

前回(2年前2012年)からの続編です。
今回も人気のサンゴジュ会場ですが、6月6日から12日までの1週間を前回から来賓の顔ぶれに少し変化がありましたのでご紹介してみましょう。
なんといっても 6年ぶりに3頭も姿を見せてくれたヒオドシチョウや新顔のテングチョウが今回の主賓ですが、蝶では他にアオスジアゲハ、アゲハ(夏型)、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン(ご夫妻)、アカタテハ、ヒメアカタテハ、キタテハ、ルリシジミ、ベニシジミ、チャバネセセリ、イチモンジセセリの13種の面々が一同に勢揃いして誠に盛況でした。

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今年のサンゴジュはまずまずの花付き。見難いが赤○印はヒオドシチョウ3頭とチャバネセセリ

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ヒオドシチョウ 2〜3頭が日中(8時頃から19時頃まで)4日連続で訪花した。上から6月7日、8日、9日、10日

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テングチョウとツマグロヒョウモン 6月6日

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アオスジアゲハ(6月7日)とチャバネセセリ(6月8日)

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ヒメアカタテハとアカタテハ(6月8日)

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上から順にイチモンジセセリ、ヒオドシを追い立てるツマグロヒョウモン♂、ベニシジミ(6月9日)、アゲハ(6月10日)

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キタテハ(6月12日)、ヒオドシチョウとアカタテハ食後の休息は隣家の壁面で(6月8日)

2013年11月30日 フィールドの蝶たち72種200枚以上を一挙公開

久々の更新です。庭の蝶も随分少なくなってきて見かけるのはツマグロヒョウモンやヒメアカタテハくらい。
今シーズンは庭での蝶も撮り尽くした感がありほとんど撮影できず、そこで、この夏は少し遠征したりしてフィールドにシフトを移し、未撮影の蝶をターゲットに徘徊してみました。しかしながら狙いはなかなか達成できず、敗退ばかりで目指す蝶には巡り会えず難しさを痛感しております。ともあれ貧果の中からレア種はほとんどありませんが72種230余枚を「フィールドの蝶たち」にアップしてみました。

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乏しくなった庭のブッドレアでお食事中のヒメアカタテハ(11月21日撮影)

2013年7月30日 比良山系〜伊吹山遠征

7月20日〜21日にかけて比良山系から伊吹山への一泊遠征です。

第1日目は比良山を目指し山道を走りましたが途中、落石で道が埋まり進めずやむなく撤退、蓬莱山を目指すことに。こちらはロープウェーで一気に山頂へたどり着けました。眼下に琵琶湖の絶景を楽しみながら、草原の蝶たちと対面でき、楽しく一日を過ごして下山、宿泊地大垣を目指します。

第2日目は途中、イヌワシ狙いなのか大砲レンズの砲列を横目に百名山、伊吹山頂を目指し、お花畑で蝶三昧といきたかったのだが全くの期待はずれで蝶の姿はほとんどなし、山野草と眺望を楽しむしかありませんでした。

2日間ともたいした成果はあがりませんでしたが、まずは比良山系の蓬莱山からどうぞ。

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好天に恵まれ眼下の琵琶湖を望む

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アサギマダラ マーキング個体の♂ 識標はBVR 7.16 シTY519(琵琶湖バレー、7月16日と推測)4日前にここでマーキングされたのでしょうか?

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アサギポイントのヒヨドリバナ ここではアサギマダラはなぜか♂ばかり ヒョウモンは左上からウラギン、ミドリ、オオウラギンスジの3種、たくさんおりました

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アサギマダラ この日のベストショット?

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ウラギンヒョウモン 盛期は過ぎているが数は多い

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オオウラギンスジヒョウモン 求愛する♂(右)

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ミドリヒョウモン ヒヨドリバナで吸蜜する♂

山野草が中心となりましたが遠征2日目、伊吹山の画像もどうぞ

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アカタテハ 道案内のつもりか最初に舞い降りた

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ヒメキマダラセセリ 一面に咲くメタカラコウの花で吸蜜中

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コキマダラセセリ 前種に似るが翅脈の色が薄いので見分けがつく、数は少ない

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シシウド花でペアリングのアカスジカメムシ    コオニユリ

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クガイソウ                   ヤマアジサイ

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ヤマホタルブクロ                シモツケ

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イブキフウロ                  シモツケソウ

2013年7月24日 初の大山遠征

7月16日〜17日にかけてあこがれの大山へ出撃してきました。
無謀にも16日当日朝の突然の決断で何の準備もなく不安な出発でした。蒜山高原から桝水高原までを初日の行程に決め、車を走らせるも道中数カ所で前週の雨のため道路が寸断され、予定通りに進めませんでしたがなんとか宿泊地に到着できました。翌日はメインの大山寺周辺を目指すことになります。

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蒜山高原からの眺望。中央が中国地方の最高峰大山

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桝水高原から大山山頂を望む

今回の遠征は予測はしていましたが時期的に2週間程遅いと感じました。スレ個体が多く満足できる成果はあがりませんでしたが、次回の下見と割り切ることにして少しだけアップしてみます。

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オオウラギンスジヒョウモン 盛期は過ぎていますがヒヨドリバナやリョウブの花上は大量発生でどこも鈴なり状態

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ヒメシジミ 初めての出会い。どこでも迎えてくれたがシーズンも末期という感じ

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ウラギンヒョウモン 破損個体が多かったが新鮮な♀も見られた。右が♂のペア

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ホソバセセリ 初対面

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ジョウザンミドリシジミ 今回遠征の本命で出会えたゼフは本種のみ、かなりスレていますがテリ張り中

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トラフシジミ ジョウザンポイントに現れた

下の写真は帰途、偶然に桝水高原で展示されていたものを拝見し、撮影者に許可をいただき撮影した2点です。上はクジャクチョウですが朝鮮半島由来の迷蝶の可能性が濃厚で2例の記録があり、台風の直後に撮影されたとのこと。下はウスイロヒョウモンモドキと共に1970年代に現地では絶滅したヒョウモンモドキです。この方は大山の蝶の写真集も出版されている方で少しだけお話もさせていただき、ジョウザンやエゾミドリのポイントも教えていただいたので次回の参考になりました。大山の蝶を網羅した写真集も一冊、頒けていただきおみやげとしました。

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2013年7月12日 

●フィールドの蝶たち/タテハチョウ科にメスグロヒョウモン、オオムラサキ、スミナガシを追加しました。
●庭の蝶たち/ジャノメチョウ科にサトキマダラヒカゲを追加しました。

2013年7月3日 

今年初めてのフィールドは5月26日、6月9日、6月23日に3度の出撃です。
6月の両日は天候も悪く思った成果はありませんでしたが出会った蝶たちの一部をアップします。

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オオムラサキ 横顔だけですが 6月23日 東大阪市 

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イチモンジチョウ 6月23日 東大阪市


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クロヒカゲ 6月9日 能勢町

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メスグロヒョウモン(トリミング) 6月9日 能勢町

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アカシジミ(トリミング) 6月9日 能勢町


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ダイミョウセセリ 5月26日 東大阪市

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スミナガシ(トリミング) 5月26日 東大阪市 テリ張り中ですが近づけなくて

2013年6月27日 32種目はサトキマダラヒカゲ

永らくさぼっておりました。久々の更新です。
まずは4月29日、パンジーで吸蜜するサトキマダラですが、3枚だけ撮影したところで逃げられ、ほんの証拠写真だけとなりましたが…とりあえず32種目をゲット。



2012年8月6日 

●コラムに、消えゆく「ミニ里山」複眼と偽瞳孔を追加しました。

2012年7月30日 帰ってきた?ゴマダラチョウ

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7月22日、バナナに誘われてゴマダラチョウがやってきた。エノキ近くの石の上2カ所にトラップのつもりでバナナを置いたが、多分カラスが持ち去ったのだろう。どちらもなくなって果汁と欠片だけがわずかに残っている。
飼育したゴマダラを最後にこの場所で放したのが6月29日だから、彼らではないのは確かだが帰ってきてくれたようでなんとなくうれしくなった。

上はバナナの欠片をシロテンハナムグリと仲良く分け合うシーン。下は2mほど離れた別の石(ヒカゲチョウが止まっていた石)の上の果汁に移動した同一個体で何度か行き来していた。バナナを盗られないようカラスやネズミ対策も考えないといけないが、バナナトラップも効果がありそうなのでしばらくつづけてもいいかも。(円内は6月29日の放蝶時にバナナに偶然止まっただけの飼育個体で吸汁中ではない。実はこんなシーンを想像していたのだが…。)

2012年7月18日 バタフライブッシュ満開

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2m以上に育った庭のブッドレア(バタフライブッシュ)が咲きそろい蝶の訪花も盛んです。アプローチを挟んで2カ所に植えてあり、右側には紫花も見えますが白花に押されて随分しょぼくなってしまった。これから11月まで長期間咲き続け活躍してくれるでしょう。2階バルコニーからの様子です。
下段左は7月7日、ミツバに産卵するキアゲハ。中は7月15日、その2齢幼虫と右はミツバ脇のスイバについたベニシジミ4齢、順調に羽化に至ればよいのですが…。

●庭の蝶たち/タテハチョウ科にゴマダラチョウを追加しました。
●庭の蝶たち/ジャノメチョウ科にヒカゲチョウを追加しました。

2012年7月12日 31種目はヒカゲチョウ

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7月6日昼過ぎ、31種目の撮影チャンスは意外と早くやってきた。ゴマダラのいたエノキのすぐそばの石に止まったヒカゲチョウです。ゴマダラチョウなどの吸汁を期待して1週間前、石の上に置いてある腐敗したバナナを見に行って見つけました。バナナは何かの弾みで落下したようですが、効果があったのか幸運にもすぐ近くにこの子が休息しておりました。それまで集まるのはハエやハナムグリの仲間ばかりで蝶の姿はなく期待はしていなかったのだが…。ジャノメチョウ科(現在ではタテハチョウ科に分類されていますが当サイトでは馴染めていないので当分旧分類に従います。)のお客様は近年初めてなので大歓迎。過去には庭でもヒメジャノメやサトキマダラが普通に見られたのだが周りの環境変化で消えてしまいました。
下段は常連様の「前蛹2題」で中がホシミスジ(飼育中7月9日)、右は只今満開中のフウランの根に下垂したツマグロヒョウモン(前栽で7月8日)、庭でよく見かける光景。

●リンク集のページに5サイトを追加しました。
●自己紹介のページを追加しました。

2012年6月29日 30種目はゴマダラチョウ

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区切りの30種目の撮影はゴマダラチョウの幼虫となりました。6月5日朝、ニ度だけ目撃したことのあるテングチョウの産卵を期待して植えた庭のエノキ幼木で意外にもゴマダラの2齢〜4齢までの幼虫11頭を見つけました。いつ産卵したのかこの日まで全く気づきませんでしたが激しい食痕を見て確認できました。小さなエノキに11頭は多すぎて餌不足になるのは明らかなので、2齢1頭と4齢5頭を室内で飼育することにしました。残した5頭は小鳥などの被害ですべて蛹化には至りませんでしたが、飼育個体は2齢1頭に傷害があったのかすぐに死亡しましたが、5頭は1回の脱皮を経てそれぞれ6月22日(写真下段中)、26日、28日、29日(同右)に羽化したのでエノキに放しました。現在1頭が終齢で飼育中です。下段左は特に刺激を与えた訳ではないのですが、5〜6頭(写っているのは2頭)が同一方向に、一斉に頭部を高く持ち上げているポーズです。威嚇の動作といわれるようですが多数が同時に、しかも同方向にもたげるのは異様な感じがします。風の影響かもしれません?

●フィールドの蝶たち アゲハチョウ科 シロチョウ科 タテハチョウ科 シジミチョウ科/ウラギンシジミ科 ジャノメチョウ科を追加しました。
●イラストレーションを追加しました。

2012年6月13日 サンゴジュ パーティ

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庭のサンゴジュの花も盛りは過ぎたものの虫たちの饗宴はまだ続いています。特に多いのがセイヨウミツバチで数十匹がニホンミツバチまじりで集蜜に励んでいます。蝶ではツマグロヒョウモンをはじめ、ヒメアカタテハ、ベニシジミ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キマダラセセリの面々が集まっていますが、期待のヒオドシは姿を見せない。昼行性の蛾エダシャク、ハナアブ、ハナムグリの仲間やクマバチなど多彩な顔ぶれですが、あと数日で落花となりパーティも終焉となります。花期が10日ほどと短いのが残念だが、それにしてもサンゴジュの花のパワーには恐れ入るばかり。

2012年5月29日 サイトリニューアル

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WAKE-NETのサイトのリニューアルにともない別館「胡蝶の庭」も本日より一新しました。とりあえず、「庭の蝶たち」のコンテンツからはじめます。撮影済み全29種とバタフライガーデンを旧サイトから画像も一回り大きく(1050×700pix)して入れ替えながらアップいたしました。上の画像は最近(5月26日)の庭の様子です。余計なものも写ってしまいましたが、満開のシモツケ中央右寄りに止まっているのはホシミスジでこの日まで4日連続(初見日は5月23日)で姿を見せています。越冬幼虫も確認していますので、この庭で生まれたのかも?左上に顔をのぞかせているのが愛犬しばわんこ小梅(♀)です。どうぞよろしくお願いします。

2012年5月26日

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庭のフジで採取したウラギンシジミ幼虫を飼育中です。飼育容器を水槽にしていたのでガラス面に蛹化し、裏面がばっちり観察できます。画像は羽化間近の蛹裏面で脚や翅、複眼などが見えています。サイトリニューアルも近日オープン予定!

2012年4月25日

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庭のユキヤナギでホシミスジの終齢越冬幼虫を見つけた。サイトのリニューアルも大分進行しているので間もなくアップできそうだが?

2012年4月24日

本日の気温も25℃まで上昇して庭の蝶たちも元気に翔びまわている。今年はアゲハとモンシロが例年より多いように感じるし、アゲハの産卵も盛んだ。なかなか撮影できないテングチョウも庭をかすめてゆく。3年ぶりにツマキチョウも♀♂で登場したが、こちらもすぐに飛び去りファインダーに収まってくれない。

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